実家近くの兄の家に行ったら玄関で倒れていたとのこと。
命はあるようですがあとはわかりません。
母に落ち着いているか?救急車を呼べるか?と聞くと
大丈夫だというので連絡を任せ、
急いで着替えて兄家へと向かいました。
☎︎119 救急車を呼ぶ
消防への通報
☎︎ 119
119番に電話します。
必要なことは向こうから聞いてくれるので、落ち着いて答えれば大丈夫です。
- 火事か 救急か
- 住所
- 患者の年齢
- 患者の容態(意識があるかなど)
現在地の住所が分からなければ目印を。固定電話の情報やスマホのGPSなどでかなり場所を絞り込んではくれます。
最小限の確認ですぐに出動してもらうためには、こちらから色々説明するよりも簡潔に質問に答えることが大事です。
救急車を待つ間にすること
まずは落ち着きましょう。
それから、できることをやりましょう。
必要な処置
応急手当てが必要であれば、できる範囲でしてください。
必要に応じ119番の担当者が電話で教えてくれる事もあるようです。
救急隊からの連絡に出る
道中から緊急隊員が折り返し電話をかけてくることがあるので、可能なら受け、質問に答えてください。
聞かれるのは、患者の生年月日、容態、行った応急手当、これまでにかかった病気、かかりつけ医などです。
持ち物の準備(余裕があれば)
余裕があれば、持ち物を用意しましょう。
患者についている必要があれば救急隊が来てからでもいいので慌てずに。
- 保険証、診察券
- お薬手帳
- 服用中の薬
- 靴(ストレッチャーで運ばれる場合)
- 本人の病歴、アレルギー情報など(病院での記入時に楽)
など
病歴などは病院の手続きで書くことになるので、普段から保険証と一緒にしておいたり、家族の分はスマホに書き込んでおくといいかもしれません。
病院での待機が長時間に及ぶ可能性があるので、付き添いの方用の防寒具や気晴らしの本やゲームなどがあると心強いです。
- お財布(必要なアメニティを買う・帰りの交通費・飲食用)
- スマホ・充電器(連絡・気晴らし用)
- 上着・防寒具
- 本など気晴らしになるもの
- 家の鍵(戸締りを忘れずに) など
入院準備セット
実家では父が何度も倒れて救急入院していたのでいつからか父用の入院セットが揃えられていました。
中身は、上記リストの持ち物の他、パジャマ、下着、おむつ、洗面道具、タオル、吸い飲みやコップなど、入院直後に必要になるもの一式。
病院の売店で買えたり借りられたりする物ではありますが、入院の頻度が高いご家庭では、備えておいてもいいかもしれません。
父は倒れるたびに救っていただいて社会復帰してきたので救急隊及び医療関係者の皆様には感謝でいっぱいです。
救急隊が到着したら
患者の元へ
救急隊が到着したら患者の元へ。質問には分かる範囲で答えます。
隊員は患者の容態を確認し必要な処置をして、搬送先を探します。
もしかかりつけ医が救急対応していれば、優先的に確認を取ってくれます。
救急車への同乗
患者が重症の場合は、病院での手続きや治療に必要な同意を求められるため、
救急車への同乗が求められます。
なんらかの理由で付き添えない場合は、救急隊員にご相談ください。
家が無人になる場合には、慌てずにしっかり鍵をかけて出かけましょう。
☎︎#7119 救急車を呼ぶかどうか悩む場合には
救急安心センター事業
☎︎ #7119
年中無休(携帯電話、プッシュ回線)
こちらは救急車を呼んでいいのか分からない場合にかける番号です。
「救急車を呼んだ方がいいかな?」
「こんな症状で呼んで迷惑じゃないだろうか?」
「すぐ落ち着いたけど、また悪化したら怖い」
などの不安に対応し、必要なら救急につなげてくれます。
対応可能な医療機関も教えてもらえる
昨今では、救急車を呼ぶほどではないと直接病院の夜間受付まで行っても、担当する科の医師がいない場合は診療を断られることがあります。
#7119に相談すれば、対応可能な近最寄りの医療機関の案内もしてくれますので、教えてもらった病院に電話をしてから出かけましょう。